Excelユーザーフォームの作り方をご紹介します。
(1)Excelを新規Book作成
Excelを新規作成します
(2)開発タブ表示
ヘッダーの開発>コードの表示をクリック
開発タブを表示する方法
開発タブは初期状態では表示されていない
1.[ファイル]タブを選択する
2.[その他]→[オプション]をクリッかいはクする
3.[リボンのユーザー設定]から[開発]にチェックを入れる
開発タブが表示される
→OKをクリック
(3)ユーザーフォームの追加
右クリック>挿入>ユーザーフォーム
ユーザーフォームが追加された
プロパティの修正
オブジェクト名:frmメニュー
Caption:メニュー
→保存
ツールボックスを使用してラベルとボタンを配置していきます。
■ボタン
オブジェクト名:cmd伝票入力
Caption:伝票入力
オブジェクト名:cmd印刷
Caption:印刷
オブジェクト名:cmd商品
Caption:商品
オブジェクト名:cmd終了
Caption:終了
(4)標準モジュールの追加
標準モジュールに下記コードを入力します
エクセル起動時にfrmメニューを表示させるコードです。
Sub FormShow() frmメニュー.Show End Sub Sub Auto_Open() frmメニュー.Show End Sub
次にfrmメニューにもコードを入れます
frmメニューを表示し絵の〇のあたりをダブルクリックします
→VBAコードエディターが表示されます
下記のコードを入力します
Private Sub cmd終了_Click() Unload Me End Sub ' エクセル本体を非表示にする Private Sub UserForm_Initialize() Application.Visible = False End Sub ' エクセル本体を表示する Private Sub UserForm_Terminate() Application.Visible = True End Sub
(5)ボタンクリック時にメッセージ表示
Excelのユーザーフォームのボタンをクリックした時にメッセージを表示します
伝票入力をダブルクリックします
MsgBox を下記のように入力します。
Private Sub cmd伝票入力_Click() MsgBox "伝票入力をクリックしました", vbInformation + vbOKOnly, "確認" End Sub
vbQuestion 警告クエリ
vbExclamation 警告メッセージ
vbInformation 情報メッセージ
→保存して1回Excelを閉じてください
(6)動きを確認
保存したExcelを起動します。
エクセルのシートは非表示にエクセルのフォームだけ表示されました。
伝票入力ボタンをクリックします
→メッセージが表示されます。
終了ボタンをクリックします
→エクセルシートが表示されます。
以上となります。
後は、VBAコードを書いていくと処理が可能となります。
ここまで作成したエクセルは下記からダウンロード可能です。
【サンプル】ユーザーフォーム.zip
コメント